ブラザー ガール

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低温やけどは恐ろしいものです。

最近、スーパーやファンシーショップにカラフルなカバーと共に湯たんぽが多く見かけられます。
震災後は特に節電のため、エコのためもあってより力をいれて販売されているようです。

しかし、私はそれを見かける度に、気持ちが沈み、
また私のような辛い思いをする子供や人がいなければいいと願わずにいられません。

私の左足、スネの所の上の方と足首に近いところ、2か所に酷いやけどの跡があります。

膝に近い方は直径3センチ位の楕円形で、記憶もない頃の湯たんぽによる火傷。

足首に近い方は直径7センチ位の楕円形で、中学生の頃のまたもや湯たんぽによる火傷。

両方とも酷いケロイドだったのですが、さすが50年程経って小さく、古い方は色も白っぽくなっています。

中学時代の火傷の時は、とてもその傷がとりあえず治るまでも苦しい思いをしました。
寝ている間の低温やけどは、じわじわと時間をかけて置く深くまで及んでいきます。
その頃の私はもちろん、親も低温やけどという認識そのものが無かったので、
ちゃんとした治療を受けることができませんでした。

近所のかかりつけと言えば内科医だけで、内科医で今思えば間違った治療をされたようです。
一、二度は、その病院に行ったものの後は自分で適当な薬をつけたり、包帯をまいていました。

火傷は酷くて骨にまで及んでいたのではないかと思います。
低温火傷は見かけより酷い火傷です。
でもそのことを知らないと、本人も家族も適切な対処をしません。

私もとても苦しかったのですが、子供だしそんな酷い状態だとは思わず、
痛くてたまらないのに、我慢して学校に行っていました。
体育の時間は、足に振動がかかっても、踏ん張っても、痛くて痛くてたまらないのに、
それは我慢しなくてはいけないものだと思っていました。

それでも長い時間がかかって、ようやく生傷としての火傷は治りました。
しかし、跡は赤茶色のケロイドとして残りました。
そしてそこを触ると、もそもそというか、触りたくない感触、違和感を感じるようになりました。

なにより辛かったのは、やはり足にできたケロイドでした。
十代になったばかりの女の子の足にできたケロイドは自尊心を傷づけたし、
コンプレックスにもなりました。

人前に足を出すのが恥ずかしくなりました。
もともとあった方はケロイドではあったのですが、まだ後の時よりは色も目立たなかったのです。

丁度、その頃からマリー・クアントがミニスカートを発表し、
世界中の若い女の子がミニスカートをはき始めた頃でした。
もちろん、私も気になりながらも、ミニスカートをはきましたけどね。

傷を恥ずかしがる必要はないなんて、理屈では良くわかっていました。
でも自分の身にあると、理屈なんて関係なく、
一生綺麗な脚とは関係ないんだという思いは、拭い去れないものです。

湯たんぽによる低温やけどは、就寝中に起こるので、時間的にも長いことかかって火傷をするのでより一層深いやけどとなります。

私のように子供の足なら、皮膚から骨までの肉が薄いので、骨まで火傷します。

気をつけないと、電気あんかやホットーカーペットでも低温やけどをしますが、
それでも、それらにはある程度危険な温度にならないような設定があります。
私も大人になって電気あんかを使用していましたが、それで低温やけどすることはありませんでした。
(子供や赤ちゃんには十分な注意が必要です。しつこいですが低温やけどは恐ろしいです。)

しかし、湯たんぽは熱湯を入れてしまうと相当熱い温度が続きます。
よほどカバーをしっかりするか、熱いお湯を入れないように注意する必要があると思います。
今、売られている湯たんぽのカバーが、絶対低温やけどをしないような工夫がされているのならいいのですが。

低温やけどは、
 44℃という低い温度でも、直接皮膚に6時間接触していれば、低温やけどを起こす。
 46℃なら1時間半。

でおきるそうです。
 
温度や、時間、接触状態によって短くなったり長くなったりします。

私自身、湯たんぽ以外に、使い捨てカイロでなったことがあります。
背中に貼っていて、椅子に座り仕事をしていて、椅子の背と背中が接着していたことにより
カイロがぴったり背中にくっついて低温やけどを起こしました。
幸いにしてその時は、赤くなった程度で数日で治ったので事なきを得ましたが、
気をつけないと危ないところでした。


時代が変わると昔の人が身を以て学んだ教訓をすっかり忘れて、
というより伝わらなくて、同じ過ちを犯しがちです。
人は歴史に学ばないと言いますものね、

でも、伝えなければ、伝わらないですから…。

湯たんぽには十分お気をつけください。

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